珈琲は奥が深いからね… |
私が悩み続けた最初の6年間は、珈琲は職人の技であり、奥が深い世界であり、何十年と修行して初めて習得し理解ができる技術である…常にそんな言葉が脳裏にありました。
だからこそ私のような珈琲を学び始めて10年以下の経験不足の人間が美味しい珈琲すら作れないのは当たり前だと思っていたんです
ある珈琲専門店のマスターに、コーヒーがわからないと思い切って質問したときには、
「まあ、焦らずにやればいいよ…」
と、結果的に言葉を濁された経験は1度や2度ではありません。
本を何冊読んでも、教室に通っても、誰もしっかりした回答は与えてくれませんでした。
でも、今考えてみれば、昔、誰も私にきちんとした技術を教えてくれなかった理由があることに気が付きました…
|
あなたに教えない理由は2つ |
あなたの目の前にいる有名な専門家がいるとしましょう。
その専門家があなたに知識や技術を教えない(教えられない)理由は、下記の2つしかありません。それは、
「あなたの成長を恐れ、意図的に知識や技術を隠している」
「実は知識や技術のレベルが低い(そもそも教えられない)」
のどちらかしかありません。
あなたがすでにどこかの珈琲店で学んでいるとしたら、何ヶ月、もしくは何年かかっているでしょうか。
何ヶ月、何年かかっても、技術が習得できていないとしたら、それはあなたの問題ではありません。教える側の問題なんです。
本物の専門家であれば、難しいことを簡単に、簡単なことをより深く教えてくれるでしょう。でも、
偽物の専門家であれば、簡単なことを難しく、難しいことをより難しい専門用語で教えてくれるでしょう。
あなたはどちらの専門家から学びたいと思いますか?
どちらの専門家と学べば、あなたは成長していけるのでしょうか?
常識的な思考を持っている人間なら、前者のほうが間違いなく良いことには気付くと思います。
技術が習得できないのは、あなたの問題ではありません。
|
”技術”とは、人に教えられるから
”技術”と言うんです |
人に教えられないものは技術とは言いません。
中途半端な人間が技術を教えられないのは、教える側がしっかりした知識や技術、経験、関連する補足知識も含め理解の度合いが浅いからに他なりません。
珈琲の技術とは”こうすればこうなる”というものがあり、その通りにすれば誰にでもできるものだからこそ技術であり、人に教えられるんです。
本物の技術を学び、それでもできない原因は、あなたに特別な能力がないからだと思っていませんか?
そんなことはありません。本物の技術を学び、それでもできない原因は、99%自分自身の練習量が足りていないことが原因です。その解決策は、
・練習量を増やすこと
・練習時間を多くすること
・少しずつでも毎日続けること
・ひとつずつ解決すること
・短期間の結果にこだわらないこと
これでほとんどの問題が解決できます。
物事はとてもシンプルです。何も複雑なことはありません。
珈琲もとてもシンプルなもので、美味しい珈琲を作るためだけであれば、言われたことを練習するだけで、誰もが簡単に専門店の味を作ることができます。
|
9割は理屈で説明できる |
珈琲には味の方程式があります。”こうすればこうなる”という技術は、この裏付けがあるからこそ導き出せます。
物事には”原因”と”結果”があるように、抽出した珈琲液がその味になった”結果”があるということは、その結果に対して”原因”が必ずあります。多くの方はこの原因と結果の関連性が曖昧であり、見えないから無駄なことに悩むんです。
この原因と結果は繋がっています。この2つの関連性を無視して、良い味は作れません。そして、この因果関係については9割理屈で説明ができます。
逆に言えば、この因果関係がわかってしまえば、お店に入っただけで、お店に並んでいる珈琲器具を見ただけで、そのお店のレベルのわかります。
「それは言いすぎでしょ?」と思われるかもしれませんが、そのレベルにないあなたに理解ができなくても無理はありません。昔の私も同じようにそう思っていましたから…
でも、本当に説明ができるようになります。だからこそ、ある専門店のブレンドを真似て作ることができ、ある専門店の珈琲液を真似て作ることができるんです。
それほどに、珈琲の味を作り出す知識や技術は、学ぼうと思えば体系的に学ぶことができるんです。
これまでの専門家がその説明をしなかったのは、”意図的に隠していた”か、それとも”教えれるほどのレベルではなかった”かのどちらかです。
|
学ぶ上で一番重要なことは |
学ぶ上で一番重要なことは、
”誰から学ぶのか?”
これに尽きます。
なぜこれまで私と学んだ方々が、いとも簡単に珈琲専門店よりも美味しい珈琲が作れるようになってしまうのか?ここまで読んでこればその理由もお分かり頂けたのではないでしょうか。
私が教えていることは、何も特別なことを教えているわけではなく、当たり前の珈琲知識を当たり前のようにお教えし、それに沿って練習してもらっているからです。
私からすればその辺の珈琲専門店を謳うお店の珈琲液の味を超えるだけでいいなら、1ヵ月~3ヵ月あればできてしまいます。これは何も難しいことではありません。
そんなレベルが”珈琲は奥が深い”と勘違いされることに違和感を覚えています。基本的な知識と技術を学べば、誰にでも美味しい珈琲は作れるものです。だからこど技術と言い、人に教えられるんです。
私の店(アルトコーヒー)で働く中国人スタッフでも、週一回のアルバイトを含め数十名教えてきましたが、1~3ヶ月ほど一緒に勉強すれば、お客さんに出すレベルの美味しい珈琲が作れるようになります。まだ3ヶ月しか勉強していないことを知るとお客さんはいつも驚かれますが、美味しい珈琲とはその程度のレベルなんです。
隠すことなく、大切な部分だけを集中して教えることで、誰もが習得技術なんです。珈琲すら飲んだことがなかった中国人でさえこの期間でできてしまうわけですから、珈琲好きのあなたができない理由は何もありません。
|
講習を受けられたお客様の声 |
|
松屋式に出会えたことをとても喜んでいます。おいしいコーヒーの飲み方のレパートリーが増えてほかの人にうんちくがいえます!(笑)また、実験のようにいろいろな入れ方で味が変わるのを体験できてそれも大変面白かったですね。家ではなかなかゆっくり味の違いなど見ないのでとてもよかったです。
後は野村さんのこだわりの弁を聞けるのもいいですねー。コーヒーが好きな人にはたまりませんよ。野村さんがコーヒーが好きだ!ってことがよく伝わってきます。やっぱりコーヒーはおいしく飲みたいもので、いろいろな気分によって飲み分けたり、いろいろな豆を試してみたりバラエティーが増えるとその分心が豊かになった気分になりますね。
焙煎教室も面白かったです。やっぱり焙煎は個人ではなかなkできないってことがわかりました。焙煎はプロに任したほうがいいなと思いました。ただ、少し豆のいり方を見分けることができるようになったので豆選びにとても参考になったと思います。
焙煎は会社引退後の道楽としてとっておこうかなと思います。今後はいかに生活の中にコーヒーを取り込んでいくかというところに興味を傾けたいと思います。もちろん、コーヒーの入れ方知識は同様にレベルを上げたいと思います。
|
|
|
動画講座4つの特徴 |
特徴その1 動画だから何度でも見る(聴く)ことができる
文字を読んで学ぶよりも、動画(視覚)+音声(聴覚)を使って学ぶことで、理解度が増します。そして、わからないところは何度も見ることにより、脳への定着率が上がります。ドリップ動画は再生や停止を繰り返し、細かいところもしっかり見ることができます。
特徴その2 背景知識の理解
ひとつの知識を知るためには、10個の補足知識が必要だと言います。
実際の教室でも話をする上では勘違いのないように補足知識をお話するわけですが、補足知識をしっかり時間を取ってお話しようとすると一番伝えたかった肝心な話が脱線してしまいがちです。
この動画講座では、味の方程式となる補足知識と実際に抽出していく動画を別々に解説していますので、理解しやすくなっています。
特徴その3 実践しながら身に付く
この動画講座を一通り見た上で、実際にドリップをしてみて下さい。
わからないところは、動画を繰り返しみて確認をしながら進めていくことで曖昧な点や疑問点をなくしていくことができます。実践と検証を繰り返し、わからないところはまた再度見て学ぶ。この繰り返しができるのが大きな特徴です。
特徴その4 遠方でも学べる
どこの場所にいても、パソコンが一台あれば学ぶことができます。上海のアルトコーヒーにわざわざ来店することなく学ぶことができるので時間とコストの節約になります。
|