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リベリカ種のコーヒーが上海初上陸

リベリカ種（マレーシア産）のコーヒーが上海初上陸

リベリカ種という珍しいコーヒー品種を取り扱っている中野雅史さんが、
リベリカ種を持って上海に来てくれました。

ちなみにリベリカ種というのは、コーヒーの３大品種の中のひとつです。
リベリカ種は世界的に見ても生産量が少なく、私もまだ飲んだことがありません。
というか、飲んだことがある人の方が少ない珍しいコーヒーです。
そんなリベリカ種コーヒーが上海初上陸なので、ドキドキですｗ

リベリカ種の試飲結果は、また報告しますね。

コーヒーの３大品種とは…

コーヒーの品種には３大品種というものがあります。
それは、アラビカ種・ロブスタ種・リベリカ種という３つの品種です。

コーヒー専門店で飲むコーヒー、
ブラジルやコロンビア、ガテマラなどはアラビカ種です。
ストレートコーヒーやブレンドコーヒーとしても飲まれています。

ロブスタ種というのは、多くは工業用のコーヒーであり、
缶コーヒーやインスタントコーヒーに使われます。（最近はアラビカ種使用の缶コーヒーもありますがｗ）
ロブスタ種はアラビカ種と比べても苦味が強く、
苦味の成分はアラビカ種の２倍あると言われています。
アラビカ種と比べて苦味の成分が２倍ほどあり、
価格も安価なために、ロブスタ種は缶コーヒーやインスタントコーヒーとして使われています。

ロブスタ種の苦味は、ひとことで苦味といっても、
アラビカ種が持っているクリーンな苦味ではなく、
苦味に重たいイメージがあり、ロブスタ種の品質によっては、
麦を焦がしたような苦味がするロブスタ種もあります。
（この個性を使ってブレンドとして配合することもあります）

ただ、品質の悪いロブスタ種になると、泥臭いような臭み（嫌味）があり、
口に含んだときのイメージは非常に悪くなります。
味の重たさも加わり、うんざりするような味のロブスタ種もあります。

リベリカ種は、アラビカ種、ロブスタ種と比べ、
生産量が少なく市場にもあまり出てきません。
一般知識としては、病虫害に弱く、アラビカ種よりも品質が劣るものとされています。
（私もまだ飲んだことはないので、味は不明）

リベリカ種の味は聞いた話によれば、アラビカ種のような味ではなく、
とても個性が強ｌく、発酵臭も持っているとのこと。（発酵臭は管理の問題かもしれませんが。。）
リベリカ種は、豆の大きさが均一でないらしいので、焙煎がし辛いことも関係しているかもしれません。

果たして、そんなリベリカ種が、アルトの焙煎と、松屋式ドリップでどのような味になるのやら…
リベリカ種は聞いたことがあっても飲んだことがないので、
そんな面白い素材なので、マニア心をくすぐられてます（笑）

　