珈琲が飲めないんですよ…
珈琲が飲めない…
珈琲が飲めない方がたまにアルトに来店されますが、
珈琲が飲めない方なら、無理して飲む必要はないのでは?
…と正直思ってます(笑)
まあ、そうはいっても、
わざわざ来てもらった方に帰ってくださいとは言えないので、
とりあえず毎回珈琲はお出しするわけです…
先日友人から紹介されたSさん(日本在住)が、
北外灘店に遊びに来てくれましたが、
まさにそのSさんが珈琲が飲めない方でした。
日本でも飲めるお店がない、、と。
でも、友人からアルトの話を聞いて
それならぜひ美味しい珈琲を飲んでみたいという思いで、
わざわざ北外灘店まで来店してくれたのでした。
そんな珈琲が飲めないSさんに飲んでもらったのは、
”外灘ブレンド”という苦味ベースの珈琲です。
どれほど飲めないのかなーと試す感じでお出ししたのですが、でも、
意外や意外、全部飲み干してくれたんです。
「あれ、珈琲飲めるじゃないですか?」と聞くと、Sさん曰く、
”嫌な苦味がないから飲めた”そうで、
”口の中が気持ちいい状態”だったそうです。
ふむふむ、Sさんが珈琲が飲めないというのは、
その嫌な苦味や口の中が気持ち悪いからだったんですね。
これってね、珈琲が嫌いな方には多く共通するポイントで、
美味しくない珈琲は後味が悪いものが多いんですよ。
それは雑味であり、渋味であり、濁りであり、つまりは液体に透明感がなく、
それが全て後味として出てしまっている珈琲が多いんです。
この”後味”は珈琲教室でもお話しているもので、
一般の方々にもすぐにわかる簡単なポイントです。
そして、その後味が良いか悪いかわかるようになると、
良い珈琲か悪い珈琲かもすぐにわかるようになります。
それぐらい後味というものは、簡単であり、重要なポイントなんです。
後味の大切さがわかり、珈琲が飲めるようになったSさん
お土産に珈琲豆を買っていかれるほどでした^^
満足してもらえて嬉しい日でした。
※注
後味の良さとは、
「飲みやすい=薄い珈琲」
じゃないですからね、あくまでも質の問題です。
濃いか薄いかの濃度とは関係ないのでお間違いなく!
|
|
■ コーヒーの保存方法 |
珈琲豆の保存方法は、冷蔵庫(長期保存なら冷凍庫)をオススメしています。
★粉の場合なら、2〜3週間
★豆のままなら、1〜2ヶ月
注:おいしく飲める期間は焙煎方法や焙煎度合いによっても異なります |
|
あると便利な珈琲豆保存瓶
⇒コーヒーの保存方法 |
|