82℃が美味しいポイント?
なぜお湯の温度は82℃か?
基本的なドリップの場合、
お湯の温度は80〜90℃といわれるのが一般的です。
と言っても、それ以外ももちろんあります。
僕が珈琲を教えるときでも、
一般的なドリップとそうでないもの
2つの以上のドリップを教えるわけですが…
「なぜ温度は82℃でなければいけないのか?」
講習を受けたからから質問をもらいました。
これに関しては、必ずしも82℃で
なければならない理由はありません。
何℃が良いのかを考える場合には、
どんな味の珈琲を作りたいかを
考えないと答えはないんですよね。
つまり、
”温度を変えれば味が変わる”、、わけです。
味が変わるということは、
意図した味が作れるわけで、
ではどんな味を作ろうか?がなければ、
明確な答えなんて出ません。
講習などで教えていくと、どうしても
「でなければならない!」と思う方もいますが、
それはある意味珈琲の世界に染まりすぎ(笑)
「82℃です」と言われるほうが楽でしょうが、
そんなちっちゃな楽しみ方しないで下さい。
味に間違いはありません。
味の世界はもっと広いです。
自分の味覚に自信を持てばいいんです。
答えは個々の中に多様にあってもいいんです、
答えは必ずしもひとつじゃないですからね。
「今日はどんな味にしようかな〜♪」
「こんな味が好きだろうな・・・」
と考えるのが、作り手の楽しみです。
料理なんかももてなす楽しみがあり、
ご馳走を作るために走り回ったわけですよね。
ご馳走の語源・由来
それだけの手間をかけてくれたものを
”感じながら”味わうからこそ心が喜び、
深みのあるなんとも表現し難い味になるんです。
ちょっと話変わっちゃいましたが(汗)、
基本を学んだら、実践しながら、
自分の中で繋がるまで試行錯誤して下さい。
コーヒーと対話できるようになると、
より楽しくなりますからね(笑)
|